コンセプト
高松地区に関わる研究や実践報告を、地域にお住いのみなさんや高松地区を拠点とするまちづくり活動団体に向けて発表し、高松地区のまちづくりや農の風景づくりにつなげること
開催概要
【開催日】2020年2月5日(水)14時~17時
【会 場】みやもとファーム とうふ坊(東京都練馬区高松1-39-5)
【参加者】約30名
【事務局】公益財団法人練馬区環境まちづくり公社みどりのまちづくりセンター(担当)山口さん
(左)すべての論文が見たい方は、下の画像をクリック!(右)今回も会場を提供していただいた宮本さん。ありがとうございました。
14:35 = 質問&意見交換 ① = 左から石田さん、下田さんの発表と質問&意見交換の様子
生態系サービスのシナジー・トレードオフ評価とそのサービス源に対する環境条件評価
15:20 = 質問&意見交換 ② = 左から松村さん、木村さん、中村さんの発表と質問&意見交換の様子
練馬区高松地区における「ちょいとそこまでプロジェクト」を事例に
16:15 = 質問&意見交換 ③ = 左から阿部さん、海野さん・染谷さん(めばえ)、田川さん・石川さん(南高松憩いの森FC)、山口さんの発表と質問&意見交換の様子
~ これからの高松地区のまちづくりに向けて ~
16:30 参加者全員で意見交換(まちの将来像・土地利用・担い手・普及啓発・環境評価・伝承・承継など)
① 情報の発信・共有について
・関心のない人をどう引き込むか
・カフェを始めてみたら、若い人が反応し始めた(お客さんとして)。
・練馬のみどりは求められている。
・高松地区のまちづくり活動が育ってきている中で、どうしたらもっと情報を届けられるか
・マルシェのチラシの配布などだけでは、なかなか伝わらない。
・プロセスが感じられる発信が必要
・どんな人に届けたいのかを分析する必要がある
・対象者の「エゴ」にどう届けられるかが重要
・興味のある人・ない人がいる中で、「食」に対する興味・関心は高いはず
・収穫に対する関心は高いが、作物を育てることへの関心は低い
・『 にぎやかな みんなが来たいなぁと思う まちづくりへ 』
・(↑)このためには間口が重要。(いろんなところからの発信がいろんな人を呼ぶ)
・会って話すこと(交流)が、確実にひとをとらえる。
・関心がある市民の着地点は、どこか。
・市民とのイベント以外の関わり方はあるのか
・まちづくりからではなく、エリアのイメージをつくる(5つぐらいに統一されたイメージ)
・HP・冊子等で、各種のデータや将来像を発信することも重要
② 農と住の共存について
・現場と行政をつなぐ大学の役割も重要
・高松地区の特徴は安全で豊かであること
・区民がみどりを求めている中で、どうしたら農地が守れるかの方法論が大切
・いざ農地の隣に住もうと思ったら、農地と住宅の間隔(ハード)とか、
周辺住民(利害関係者)の理解(ソフト)が気になるとおもう
・プロセスが大切ではないか。結果としてちょうどいい・気持ちいい空間をどうつくるか
(ex)農家がどうしたら幸せになるか ⇒ モデルをつくること
・農薬や土埃の問題を技術的にどう解消するか。周りに理解されない農業はダメ
・都市でつくる作物は、周辺に喜ばれるものであることが大切。
・農業の持続可能性もよく考えなければならない。アクティブシニアが増える中で、
30代・40代をどう取り込むか。
・こどもを取り込むことで、親世代も参加する
・次の世代も含めて、どう育てるか
・高松地区には若い人がいる ⇒ 接点としてのマルシェを増やす
・保育園のお散歩コースと絡めていくことや、小学校の授業に絡んでいくことができないか。
・まちづくりの面からも恒久的な情報発信は必要
17:15 閉会 (発表者・参加者の皆さんと記念撮影)
主催 高松まちづくり会議
高松まちづくり会議は、2017年にそんなみどり豊かなまち高松で活動をする様々な団体・組織が集まって結成された有志の集まりです。
「農の風景」をメインテーマにそれぞれのもつ専門や関心を連携させながら、イベントの企画から地域の将来ビジョンの検討まで、多面的なアプローチで高松のまちづくりを考えています。